第187章 新入りのインターン?

振り返るまでもなかった。福田祐衣には、足音だけで誰が来たのかわかった。

案の定、ベッドの上の井上誠治郎がカッとなって目を見開いた。

「こら、颯人! なんだその口の利き方は!」

井上颯人が殺気立った様子で飛び込んでくる。髪はボサボサ、スーツは皺だらけ。どうやらベッドから這い出してきたばかりのようだ。

井上誠治郎は一目見るなり、嫌悪感を露わにした。

しかし井上颯人はそれに気づかず、目の敵にしている福田祐衣だけを睨みつけ、悪態をついた。

「父さん、俺は本当のことを言ってるだけだ! うちがこんなになったのは、全部この女のせいだろうが!」

彼は福田祐衣に向き直り、声を荒らげた。

「善人...

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